ネットで検索をしないフィリピン人
日本でネット検索する際に使われているのは、GoogleそしてYahoo!Japanだと思いますが、フィリピンではちょっと事情が違っているようです。以前はYahoo!Philippinesがありましたが、2015年の5月に閉鎖されました。
フィリピン人はそもそも、ネットで検索をあまりしないそうです。
彼らがインターネットを使う目的は、もっぱらSNS。
特にFacebookが大好きで、コミュニケーションのツールや自己アピールのために使うのはもちろんのこと、ニュースでさえも、Facebookを入り口としています。
友人の誰かがシェアしたニュースをクリックして見る、といった感じです。
レストランやショップなどの情報も、検索ではなくFacebookのタイムラインで発見します。
わざわざ検索窓にワードを入れて探さないのですね。
フィリピン人にとって、Facebookは生活に欠かせないものとなっています。
携帯も、Facebookの利用だけは無料、というプランもあるのだそう。
実際、フィリピンへ行くとほぼ全員がFacebookに夢中になっているのがわかります。
基本的に自分が大好きな彼らは、自撮り写真を載せるのも日課です。
また、日本ではネットの地図を使って目的地を調べたりしますが、フィリピン人はあまりこれもやらないそう。
そもそも地図がわからないので、近くにいるガードマンなどに聞いて行くみたいですね。
フィリピン人は基本的にホスピタリティが強く、聞けば誰でも優しく教えてくれるのだそうです。