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フィリピン人とスペイン語の関係


フィリピンでは様々な言語が話されています。
メインは公用語であるタガログ語、そして英語です。
しかし、意外に知られていないのが、スペイン統治時代が300年もあったということです。
その後、アメリカが優位に立ち英語の方が浸透していきましたが、フィリピンの人々は長い間スペイン語にも馴染んでいたのです。

現在はスペイン語を話す人口はかなり減っています。
特に、1945年の終戦の時期に、フィリピンにあったスペイン文化が根付いていた地域が大きなダメージを受けてからは、英語が主要言語になっていきました。

1946年にフィリピンは独立し、タガログ語と英語が公用語になりましたが、スペイン語話者は全人口の1%以下となりました。

しかし、スペイン語文化までが全て消え去ったわけではありません。
現在も多くの人名(姓)がスペイン語に由来しています。
また、都市名や通りの名前も、スペイン語のまま残っているところがたくさんあります。
また、20世紀に入ってからも多くの文学はスペイン語で書かれていました。

純粋なスペイン語話者はほとんどいないものの、スペイン語とフィリピンの土着語が組み合わさってできた「チャバカノ語」などは現在も使われています。
数多くの単語がスペイン語由来なため、スペイン語話者との意思疎通もできます。

最近のフィリピンでは、再びスペイン語への関心が高まってきているようです。
セルバンテス文化センター・マニラでは、スペイン語学習者が増加しているほか、政府も中等教育でスペイン語を取り入れるなど、新しい動きが出てきています。