フィリピンで全面喫煙禁止スタート
世界中で禁煙の動きが強まる中、フィリピンも全国規模での禁煙が始まるようです。
フィリピン保健省(DOH)の発表によれば、7月23日より喫煙禁止が施行されることになりました。
過去にドゥテルテ大統領がダバオ市長だった時代にも、彼は同市での喫煙禁止を成功させました。
これをついにフィリピン全土へ適用させることとなったのです。
喫煙が禁止されるのは、学校、娯楽施設、エレベーター、階段、火災の危険がある場所、病院、レストランなどです。
これらの場所には「禁煙」のサインが設置され、喫煙所には換気設備を備えていなければなりません。
これを破った施設は、罰せられることになります。
そのため、レストランなどではお客さんにタバコを絶対に吸わせないよう徹底する必要があります。
ただ、日本の路上喫煙防止と同様、どこまで取り締まることができるかはまだ分かりません。
法が施行されても、禁煙エリアでこれまで通りに喫煙を続ける人もいるでしょう。
麻薬関連犯罪者のように次々と逮捕していくのであれば別ですが、どのように管理するのかは明確にはなっていないようです。
とはいえドゥテルテ大統領が舵を取っている今、これまでとは違った形で取り締まりが強化されることも十分考えられます。
喫煙者はしっかり最新の情報をチェックするようにしましょう。