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マニラの経済成長と求められるインフラ整備


急速な成長を続けるフィリピンですが、そのインフラ整備に関してはニーズに追いついていない状況です。
人口が爆発的に増加する中、特に交通ネットワークの整備が不十分で、東南アジアの中でも最も深刻な交通渋滞に悩まされています。

また、道路整備が不十分だと単に人々の移動を不便にするだけではありません。
フィリピンでは例年台風があり、その際洪水が起こって車が走れない状態になることもあります。
これはフィリピン全体の経済活動へも大きな損失を与えており、早急な対処が求められています。

実は1980年代に、マニラ首都圏の都市鉄道では、東南アジアで初めてLRT(軽量鉄道)を導入しました。
これはインフラ整備を進める上で画期的とされていました。
しかし、整備は未だに需要に追いつかず、現在もLRTが走っているのは50km程度の範囲にとどまっています。
しかも、人口が多いため、このLRTに乗るために1時間以上並ばなければならないといった状況になっており、通勤に何時間も要している人もたくさんいます。

マニラに住む人が1日に負担する交通に起因する社会的な費用は総額24億ペソ(約60億円)に上るとも言われています。
交通渋滞などが甚大な経済損失をもたらしていることは明らかです。

インフラ整備に多額のコストがかかることは言うまでもありません。
しかし、それよりもインフラ整備によってもたらされる経済的・社会的利益のほうがはるかに大きいと言われています。
元アキノ政権の時代からこの問題については議論されてきていますが、今後ドゥテルテ大統領がどのような施策を行うのか、注目したいところです。