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ミンダナオ島への戒厳令から1ヶ月


先月フィリピンのミンダナオ島全域に戒厳令が発令されてから、6月23日で1ヶ月が経ちました。
マラウィ市でのイスラム系武闘グループとフィリピン国軍の交戦は今もなお続いており、すでに合計369人に及ぶ死者が出ています。

マラウィ市とその近隣地区からは30万人近くの市民が避難し、イリガン市などで避難生活を送っていますが、食料不足などが深刻な問題となっていて、避難民の死者は24人に上っています。

また、「人質」としてマラウィ市に残っている住民も数百人おり、慎重な対応が求められていますが、事態が改善に向かう兆しは今のところなさそうです。
マラウィ市にはイスラム系武闘グループが100人前後立てこもっていると見られており、「ラマダン=断食」(イスラム教の行事)が終わる6月26日までに、国軍は彼らを制圧すると述べています。

マラウィ市では戦闘によって多数の家屋が損傷し、ドゥテルテ大統領はその復旧に200億ペソ(約444億円)当てるとしています。
しかし、具体的な事態の収束案は立っておらず、逆にイスラム系武闘グループはマラウィ近隣の地域へも侵出していっているようです。
このため、交戦はさらに広範囲に及び、悪化することも予想されています。

現在こういった紛争が起きているのはミンダナオ島に限られていますが、今後マニラやセブへも攻撃があるのではないか、との懸念の声も出てきています。