フィリピンのクレジットカード事情
フィリピンといえば経済成長が目覚ましくどんどん都会化が進んでいるイメージですが、クレジットカードはどのくらい普及しているのでしょうか。
日本人は1人1枚以上必ず持っていますし、海外旅行などへ出かける際はとても便利です。
しかしフィリピンは、急速な発展を遂げている最中といえども、ちょっと事情が違うようです。
日本のクレジットカード普及率はなんと205%。
2〜3枚持っているのは普通のことですし、日本中ほぼどこへ行っても使えます。
一方フィリピンでの普及率は8.3%。
貧困層が75%を占めるフィリピンで、クレジットカードを持っているのは一部の富裕層だけです。
そして、マニラやケソンなどの大都市の中にあるホテルやショッピングモールなどでしか使えません。
特にカフェやバーでは受け付けてもらえない場合がほとんどです。
ブランドも、MasterCard、VISAカード、JCBカード、アメックスカード、ダイナースクラブカードなど各会社のものが使えますが、店舗によって使えないものもあります。
また、同じショッピングモール内でも、使える店舗と使えない店舗があったりします。
もし複数枚の異なった会社のカードを持っているなら、オプションとして何枚か用意しておいたほうが便利だと思います。