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中国がフィリピンに「慰安婦像」を秘密で設置?


フィリピンは1942年〜1945年まで、日本軍の占領下にありました。
その時代の「慰安婦」を象徴するフィリピン人女性像が、フィリピンのマニラ湾近くの遊歩道に設置されているとして、ニュースになっています。
マニラ市によれば、これは政府の許可なく設置されたものとのこと。
英字紙フィリピン・スターが報じた内容によれば、フィリピンに住む中国系住民の団体「トゥライ財団」が設置許可申請を出していたようですが、マニラ市は許可もしていないし、許可する気もないということです。
しかし、今回勝手に許可を出したと糾弾されているフィリピン国家歴史委員会側は、「マニラ市側から協力要請を受けた」と説明しており、市側と責任をなすり付けあっているような状態です。
同委員会が作成したとされる碑文には、「日本占領下の1942〜45年に虐待を受けたフィリピン人女性犠牲者の記憶」とタガログで書かれており、「慰安婦」という言葉はありません。
また、トゥライ財団としては、政府機関であるフィリピン国家歴史委員会が承認したので政府が承認したと思った、と主張しています。
さらに、この像の除幕式が行われた際に呼ばれたのは、中国国営新華社通信などの中国系のメディアのみで、フィリピン現地のメディアはおらず、当事者であるはずの元慰安婦や、日本も除外されていました。
日本側からこの事実をみると、中国が「慰安婦」というカードを使って反日のプロパガンダを行なっているようにしか見えません。
像の寄贈者であるトゥライ財団は、路上孤児救済などで実績があり、今回なぜ慰安婦問題に関与したのかは不明です。
そのほか寄贈者には、日本占領期に抗日ゲリラだった華人や、香港が拠点の「ワイ・ミン(惠明)慈善基金有限会社」も含まれています。
いずれにしても、慰安婦を示唆していることが見て取れる以上、国際問題がからんでくるとして、今後この像をどう扱うかという問題は、日本人を含め一部の人々にとっては重要なものとなりえます。
実はこういった中国の動きは、まったく慰安婦に関係のないオーストラリアでも一度行われており、オーストラリアの当該市は地方自治体の判断の範囲外として認めませんでした。
この時は日本政府もこの動きを知り、問題が表沙汰になりましたが、今回のフィリピンのケースは完全に秘密で行われていたのです。
現在日本とフィリピンは良好な関係を築いてきていますが、そこへ中国が亀裂を入れようとしているのかもしれません。