フィリピンの空港では職員にカツアゲされる?!
日本ではまず考えられないことですが、フィリピンの空港では、職員にお金を取られそうになることがあります。
日本人はお金持ちというイメージを持っているせいもありますが、荷物検査の際に財布の中身まで見て、特に何の理由もなくお金をくれと言ってくる人がいるのです。
こういう時、慣れていない日本人だと「え!何か悪いことしたのかな?払わないと捕まるのかな?」などと不安になり、ついお金を渡してしまいそうになります。
当然ながら、渡す必要はありません。
何も悪いことをしておらず、罰金の対象にもなっていないのに、彼らは単純にお金が欲しいという理由で要求してくるわけです。
ちょっと面食らってしまうかもしれませんが、もしこう行った状況になったら、毅然とした態度でその職員の名前を聞き、カスタマーセンターに報告すると言いましょう。
大抵は、それで諦めます。
日本へこれから帰国しようとする時には、すでに疲れていて気も抜けていることが多いかもしれませんが、荷物や金銭の管理には十分注意してください。
ぼーっとしていると、スリや盗難に遭うことは珍しくありません。
ちなみにフィリピンから出国する際に持てる現金は1万ペソまでと決まっています。
あまり大きな単位で持っていてもお釣りがもらえなかったりして使いづらいので、20ペソや50ペソなどの小さな金額の札を数枚用意しておくと良いでしょう。