フィリピンでメイドを雇う際の注意点
フィリピンでは、そこまで超お金持ちでなくとも、メイドを雇うことは至って普通のことになっています。
日本人は基本的にフィリピンでは富裕層の部類に入りますし、駐在員の多くがメイドを使っています。
掃除、洗濯、買い物、料理、育児、犬の散歩に至るまで、身の回りの世話をなんでもやってくれるメイド。
一度メイドを雇った日本人駐在員の奥さんはみんな、もう日本へ帰りたくないと言うそうです。
しかし、当然ながらメイドはロボットではなく人間ですので、気をつけなければならない点もあります。
◆ルールは明確に！
契約時には、何をどこまでやってほしいのか、明確にしておきましょう。
何か触って欲しくないものがあれば伝えておかなければなりません。
日本人はメイドを雇うという習慣に慣れていないので、事前に一度考えておきましょう。
◆線引きを明確に
フィリピンでは、会社でもどこでも、一度所属が認められれば家族のように仲良くすることが通例になっています。
メイドも例外ではなく、一度迎え入れれば一緒に食事をしたり、たまにはレストランに連れていったりすることもあります。
しかし、メイドに主導権を握らせるようなことは避けるべきです。
主従関係が曖昧になると、メイドが勝手に家の電話を使ったり、恋人を連れ込むなんてことも。
◆人前では叱らない
まず最初にルールを明確にしておくことは大前提として、その後も何か問題があった場合には、注意しなければなりません。
しかし、フィリピン人は非常にプライドが高く傷つきやすいので、人前で叱ることは避けましょう。
何か注意したいことがある時は個人的に別室へ呼んで話すことです。
対フィリピン人に限ったことではありませんが、やはりコミュニケーションをしっかりとって、バランスの良い関係を築くことが重要です。
基本的には仕事をしっかりこなし、真面目に働いてくれる人が多いので、上手に使ってくださいね。
