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ミンダナオ島の治安とドゥテルテ大統領の戒厳令


ミンダナオ島は、フィリピンの島々の中でも治安が悪いことで有名なエリアです。
特に西側のオザミス、オロキエタ、サンボアンガあたりの地域は、外務省のホームページでも、危険度レベル3(どのような理由でも渡航は中止するよう勧告している)に設定されています。

イラクやシリアがレベル4であることを考えると、本当に命の危険が常にあるエリアだと想像できます。
ミンダナオ島はキリスト教ではなくイスラム教がメインで、イスラム反政系反政府組織とフィリピン政府治安部隊が頻繁に衝突しているのです。
銃撃戦やテロ・外国人誘拐拉致も起きています。

イスラム系反政府武闘組織「アブサヤフ」と国軍の交戦があり、そこへ「イスラム国(IS)」を支持する「マウテ」グループも加わり、もはやテロ組織と政府の戦闘だけではなく、内戦状態に発展しました。

こういった状況の中、ドゥテルテ大統領は5月23日、ミンダナオ島周辺地域に戒厳令を布告しました。
治安部隊による統制、夜間外出禁止、令状なしの身柄拘束、家宅捜索、抵抗者への発砲・殺害が可能となっています。
期間は現行憲法で規定されている60日間ですが、今後さらに延長される可能性もあります。

当然ですが、興味本位で渡航するような真似はやめてください。
フィリピンは、南国リゾート、経済都市、大自然などいろいろな側面を持っている国ですが、こういった危険な地域も存在すること、そしてそのエリアへむやみに近づいてはいけないことを覚えておきましょう。