マニラ国際空港が最悪と言われる理由
経済発展が目覚ましいにも関わらず、フィリピンのマニラ国際空港は、2011年から3年連続で「世界最悪」な空港に認定されていました。
GDPがフィリピンよりも低いハノイ、ホーチミン、プノンペン、ヤンゴンなどなどよりも、低いランクと言われていたのです。
現在はワースト10からは外れたものの、まだまだ整備されていない部分が多々あり、空港を利用する人々をがっかりさせています。
最悪という印象を持つ理由として、下記のような理由が挙げられます。
■座る場所が足りない
マニラ国際空港の利用者は年間3700万人近くいますが、待合スペースの椅子がまったく足りておらず、座る場所がありません。
■滑走路が2つしかない
利用者が過去10年で倍になっているにも関わらず、滑走路が2本しかないので遅延などの原因となっています。
■ぼったくりのタクシー
空港からタクシーを利用する人は多いと思いますが、料金をぼったくろうとするドライバーが多く、うんざりしてしまいます。
中には、500円程度で行ける距離を7,000円などと法外な料金を要求してくる運転手もいます。
このほかにも、預けた荷物が何時間も出てこなかったり、エスカレーターがまったく動いていなかったり、いろいろな欠陥が目についてしまいます。
初めてフィリピンを訪れた際には、空港のクオリティの低さにびっくりしてしまうかもしれません。
自国の発展に比例して、空港整備も進めてほしいものですね。